外壁を選ぶとき、「どれが良いのか分からない…」と感じる方は多いです。
カタログには良いことがたくさん書かれていますが、
実際の使い心地や、メンテナンスにかかる費用は見えづらいもの。
この記事では、日本の住宅で多く採用されている「窯業系サイディング」について、
メリット・デメリット、選び方のポイントを分かりやすくまとめました。
初めて家を建てる方でも「自分で判断できる」ようになる内容です。
窯業系サイディングとは?
外壁材の一種で、セメントと繊維質を混ぜて板状に成形したものです。
現在の日本の戸建てでは、約7〜8割が窯業系サイディングと言われています。
主な特徴
- 種類が豊富でデザインが選びやすい
 - 比較的コストを抑えやすい
 - 施工がスピーディー
 
窯業系サイディングのメリット
① デザイン・色のバリエーションが豊富
レンガ調、木目、石目など、外観イメージに合わせやすいです。
② コストパフォーマンスが高い
他の外壁材(塗り壁・タイル等)に比べ、材料/工事費が抑えやすいです。
③ 施工性が良い
施工業者が多く、導入のハードルが低いのもメリット。
窯業系サイディングのデメリット
① シーリング部分の劣化が起こりやすい
10年を目安に補修・打ち替えが必要。
② メンテナンスコストが将来的にかかる
初期費用は安いが、維持費は他の外壁材と比較が必要。
③ 色あせ・汚れが出る場合がある
立地(日当たり・排気・海風など)に影響されやすい。
窯業系サイディングを選ぶときのチェックポイント
① 何年保証の塗膜なのか
15年塗膜保証 → メンテ周期が長くなりやすい。
② シーリングを「打ち替え式」か「上塗り式」か
耐久性・将来コストが変わります。
③ メーカー・シリーズごとの差
デザインだけでなく、耐候性・撥水性にも差があります。
代表的なメーカー(一例)
- KMEW(ケイミュー)
 - ニチハ
 
※ 特定商品を推しすぎず、中立的に表現するのが信頼につながる。
実際に使っている人の声(口コミ傾向)
良い声
- デザインの種類が多くて選ぶのが楽しかった
 - 外観に高級感が出た
 
気になる声
- シーリング補修費が思ったより気になる
 - 立地によっては汚れが気になる
 
【結論】大切なのは「初期費用だけで判断しないこと」
外壁は「買う時より、住んでから」が本番です。
- 初期費用(本体価格)
 - メンテナンス周期
 - トータルコスト
 
この3つで比較しましょう。
  
  
  
  
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