金属サイディングとは?
金属製の外壁材で、ガルバリウム鋼板やアルミなどを表面に使用しています。
現在は「軽量」「耐久性」「メンテナンス性」に優れた外壁として注目されています。
主な構造
- 表面:金属板(ガルバリウム鋼板など)
- 中間層:断熱材(硬質ウレタンフォーム)
- 裏面:防水シート
金属サイディングのメリット
① とにかく「軽い」
外壁重量が軽いため、建物への負担が少なく、耐震性に貢献します。
② サビに強く、耐久性が高い
特に ガルバリウム鋼板 は、サビに強い特性を持っています。
③ 断熱性・遮音性に優れる
中間層の断熱材が「暑さ・寒さ・音」から家を守ります。
④ メンテナンス周期が長め
塗膜グレードにもよりますが、15〜20年周期 が目安とされることが多いです。
金属サイディングのデメリット
① へこみ傷に弱い
衝撃により、部分的に凹む場合があります。
② デザインに好みが分かれる
シャープ・現代的な印象になりやすいため、ナチュラル系外観には好みが分かれます。
③ 施工業者の「慣れ差」が大きい
扱いに慣れていないと、継ぎ目・見切り処理で美しさに差が出やすいです。
【比較】窯業系 vs 金属サイディング
| 項目 | 窯業系サイディング | 金属サイディング |
|---|---|---|
| 初期費用 | 比較的安い | やや高め |
| 軽さ(耐震性) | やや重い | 軽い |
| 耐久性 | 10年〜(塗膜・立地により差) | 15〜20年 |
| デザイン性 | 種類が豊富 | 近年増えてきた |
| メンテナンス | シーリング多め | シーリング少なめ |
| 向いている家 | ナチュラル / 和 / 北欧系 | モダン / スタイリッシュ系 |
金属サイディングを選ぶときのチェックポイント
① 塗膜保証の年数
→ 15年・20年・30年で将来コストが変わります
② 断熱材入りかどうか
→ 「付加断熱」と相性が良いです
③ 施工実績がある業者か
→ 施工品質の差が仕上がりに直結します
代表的なメーカー
- KMEW(ケイミュー)「はる一番」
- ニチハ「センターサイディング」
【結論】外観イメージ + 将来コストで選ぶのが正解
どちらが良い / 悪いではなく、
この3つで選ぶと 後悔しません。

コメント